骨格筋が収縮するときの筋節(サルコメア)の変化について正しいのはどれか。
骨格筋が収縮するときの筋節(サルコメア)の変化について正しいのはどれか。
- ⑴ A帯の長さは変わらない。A帯はミオシンフィラメントの長さそのものなので、収縮しても変わりません。
- ⑵ アクチンフィラメント自体が短くなる。アクチンも長さは変わりません。縮むのは筋節であってフィラメントではありません。
- ⑶ H帯は広がる。H帯はアクチンが入り込む分だけ狭くなります。逆に覚えやすい点です。
- ⑷ ミオシンフィラメント自体が短くなる。フィラメント自体は短くならず、互いに滑り込むことで筋節が短くなります。
- ⑸ I帯は収縮のときに広がる。収縮するとアクチンが滑り込むため、I帯は狭くなります。
解説
正解は⑴です。筋の収縮は、アクチンとミオシンのフィラメントが互いに滑り込むことで起こります(滑走説)。フィラメントそのものの長さは変わらないため、ミオシンの長さを表すA帯は一定のままです。一方、アクチンだけの部分であるI帯と、ミオシンだけの部分であるH帯は、アクチンが中央へ滑り込むぶん狭くなります。
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