手と手指の運動について正しいのはどれか。2つ選べ。
手と手指の運動について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 対立の動きは手内在筋を使わずに起こる。母指の対立は母指球の手内在筋がはたらいて起こる動きで、複数の関節の動きが合わさります。
- ⑵ 手関節を掌屈すると手指の屈曲力は大きくなる。掌屈では屈筋の腱がゆるむため、握力はかえって落ちていきます。
- ⑶ 手指の伸展は前腕から起こる屈筋群が行っている。手指を伸ばすのは前腕から起こる伸筋群と手内在筋で、屈筋群は指を曲げる側の筋です。
- ⑷ 母指の対立は屈曲と外転と回転が合わさった動きである。母指の対立は複数の方向の動きが組み合わさり、指先の腹どうしを合わせられます。
- ⑸ 手指を強く握るときは手関節が背屈する方が力が出る。手関節が背屈すると屈筋の腱が張り、握力が出しやすい長さの関係になります。
解説
正しいのは、母指の対立が屈曲と外転と回転の組合せであることと、手指を強く握るときに手関節が背屈している方が力が出ることです。母指の対立は主に母指の付け根の関節で起こる複合した動きで、指先の腹どうしを合わせる動作を可能にします。手指の屈筋は前腕から起こるため、手関節を掌屈すると腱がゆるんで握力は落ちます。指の伸展には前腕の伸筋も関わります。
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