前腕の骨である橈骨と尺骨について正しいのはどれか。
前腕の骨である橈骨と尺骨について正しいのはどれか。
- ⑴ 手関節で手の骨と関節をつくるのは主に尺骨である。手根骨と関節をつくるのは主に橈骨で、尺骨は関節円板を介して間接的に関わるだけです。
- ⑵ 尺骨の茎状突起は橈骨の茎状突起より近位にある。手関節の小指側に触れる尺骨茎状突起は、母指側の橈骨茎状突起よりも肘に近い高さに位置します。
- ⑶ 前腕の回外では橈骨が尺骨の前方で交差する。橈骨が尺骨の前を越えて交差するのは回内のときで、回外では二つの骨がほぼ平行に並びます。
- ⑷ 肘頭は橈骨の近位端にある突起である。肘頭は尺骨の近位端にある突起で、肘の後面に触れます。橈骨の近位端は橈骨頭です。
- ⑸ 橈骨頭は肘関節で上腕骨の滑車と関節をつくっている。橈骨頭と関節をつくるのは上腕骨小頭で、上腕骨滑車と関節をつくるのは尺骨の滑車切痕です。
解説
正解は⑵です。尺骨の茎状突起は、橈骨の茎状突起よりも近位(肘に近い側)に位置します。手関節部で外側(母指側)に触れる突起が橈骨茎状突起、内側(小指側)で少し近位に触れる突起が尺骨茎状突起です。肘関節では、上腕骨小頭が橈骨頭と、上腕骨滑車が尺骨の滑車切痕と関節をつくります。肘頭は尺骨の近位端の突起です。手関節で手の骨と関節をつくるのは主に橈骨で、前腕が交差するのは回内のときです。
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