振動を起電力に変換するトランスデューサはどれか。
振動を起電力に変換するトランスデューサはどれか。
- ⑴ CdS光の強さによって抵抗値が変わる光導電素子で、起電力を生じるものではありません。
- ⑵ 圧電素子力による変形で電荷が生じる圧電効果を利用し、振動を起電力に変換します。
- ⑶ サーミスタ温度によって抵抗値が変わる素子で、体温などの測定に用います。
- ⑷ ストレインゲージ伸び縮みを抵抗値の変化としてとらえる素子で、血圧計などに用います。起電力は生じません。
- ⑸ フォトトランジスタ光を受けて電流を流す半導体素子で、振動を起電力に変換するものではありません。
解説
正答は⑵です。圧電素子は、水晶やチタン酸ジルコン酸鉛などの結晶に力が加わって変形すると表面に電荷が現れる圧電効果を利用した素子で、振動や圧力の変化をそのまま起電力に変換します。心音計や脈波計、超音波検査の探触子に用いられており、電圧を加えると逆に変形して振動を出す性質も超音波の送信に使われます。CdSとフォトトランジスタは光を、サーミスタは温度を、ストレインゲージは伸び縮みを抵抗値の変化としてとらえる素子であり、起電力を生じるものではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-07.html)を加工して作成