通性嫌気性菌はどれか。2 つ選べ。
通性嫌気性菌はどれか。2 つ選べ。
- ⑴ Acinetobacter baumanniiブドウ糖非発酵の好気性グラム陰性桿菌で、嫌気条件では生育できません。
- ⑵ Escherichia coli腸内細菌目の代表菌で、酸素の有無にかかわらず生育できる通性嫌気性菌です。
- ⑶ Fusobacterium nucleatum口腔内などに常在する偏性嫌気性のグラム陰性桿菌で、酸素があると生育できません。
- ⑷ Legionella pneumophilaシステインとフェリピロリン酸を要求する好気性グラム陰性桿菌で、嫌気条件では生育できません。
- ⑸ Streptococcus agalactiaeB群溶血性のグラム陽性球菌で、酸素の有無にかかわらず生育できる通性嫌気性菌です。
解説
正答は⑵と⑸です。通性嫌気性菌は酸素があってもなくても生育できる菌で、大腸菌はブドウ糖を好気的にも発酵的にも利用でき、B群溶血性のストレプトコッカス・アガラクチエもカタラーゼを持たないながら酸素の有無を問わず生育します。これに対しアシネトバクター・バウマニとレジオネラ・ニューモフィラは酸素がなければ生育できない好気性菌、フソバクテリウム・ヌクレアタムは酸素があると生育できない偏性嫌気性菌であり、いずれも通性嫌気性菌にはあたりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-07.html)を加工して作成