Neisseria gonorrhoeae の選択分離培地はどれか。
Neisseria gonorrhoeae の選択分離培地はどれか。
- ⑴ CCFA 培地クロストリジオイデス・ディフィシレの選択分離培地です。淋菌には用いません。
- ⑵ DHL 寒天培地サルモネラや赤痢菌など腸内細菌目の選択分離培地で、淋菌は生育しません。
- ⑶ WYOα 寒天培地レジオネラの選択分離培地です。淋菌の分離には用いません。
- ⑷ Skirrow 寒天培地カンピロバクターの選択分離培地です。淋菌の分離には用いません。
- ⑸ Thayer-Martin 培地抗菌薬を加えたチョコレート寒天で、淋菌や髄膜炎菌を選択的に分離できます。
解説
正答は⑸です。セイヤー・マーチン培地はチョコレート寒天にバンコマイシン・コリスチン・ナイスタチンなどを加えた培地で、混在するグラム陽性菌・グラム陰性桿菌・真菌を抑えて淋菌や髄膜炎菌を選択的に分離します。培養には5〜10%の二酸化炭素環境が必要です。ほかの培地はいずれも目的菌が異なり、CCFA培地はクロストリジオイデス・ディフィシレ、DHL寒天培地は腸内細菌目、WYOα寒天培地はレジオネラ、スキロー寒天培地はカンピロバクターの選択分離に用います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-07.html)を加工して作成