活性化プロテインC が失活させる凝固因子はどれか。2 つ選べ。
活性化プロテインC が失活させる凝固因子はどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 第Ⅱ因子プロトロンビンにあたるビタミンK依存性因子で、主にアンチトロンビンによって制御されます。
- ⑵ 第Ⅴ因子活性型第Ⅴ因子はプロトロンビナーゼの補因子で、活性化プロテインCによって限定分解されます。
- ⑶ 第Ⅶ因子ビタミンK依存性の外因系因子で、活性化プロテインCの標的ではありません。
- ⑷ 第Ⅷ因子活性型第Ⅷ因子はテナーゼの補因子で、活性化プロテインCによって限定分解されます。
- ⑸ 第Ⅸ因子ビタミンK依存性の内因系因子で、活性化プロテインCによる失活は受けません。
解説
正答は⑵と⑷です。活性化プロテインCは、トロンビンとトロンボモジュリンの結合によって生成される抗凝固因子で、プロテインSを補酵素として活性型第Ⅴ因子と活性型第Ⅷ因子を限定分解し失活させます。この二つはプロトロンビナーゼとテナーゼの補因子であり、これを壊すことで凝固の増幅を断ち切る仕組みです。第Ⅱ・第Ⅶ・第Ⅸ因子はビタミンK依存性の因子で、活性化プロテインCの標的ではなくアンチトロンビンなどによって制御されます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-07.html)を加工して作成