アルブミンで正しいのはどれか。
アルブミンで正しいのはどれか。
- ⑴ 血清中濃度は座位よりも臥位で低くなる。臥位では血漿量が増えて希釈されるため、座位より低値になります。この記述が正しい内容です。
- ⑵ Rapid Turnover Protein〈RTP〉に分類される。半減期が約17〜21日と長いため、半減期の短いプレアルブミンやトランスフェリンなどのRTPには含まれません。
- ⑶ 尿中微量アルブミン濃度は色素結合法で測定する。尿中では濃度が低く色素結合法では感度が足りません。抗体を用いる免疫比濁法などで測定します。
- ⑷ ブロムクレゾールパープル〈BCP〉法はα-グロブリンとの反応性が高い。BCP法はアルブミンへの特異性が高くグロブリンとの反応性は低いのが特徴で、記述の向きが逆です。
- ⑸ ブロムクレゾールグリーン〈BCG〉改良法が血清中濃度測定で使用されている。BCG法はグロブリンとも反応して高値になりやすく、現在の血清測定にはBCP改良法が用いられています。
解説
正答は⑴です。臥位では組織間液が血管内へ移動して循環血漿量が増えるため、希釈によりアルブミン濃度は座位や立位より数%低く測定されます。体位の影響は血清蛋白の測定で押さえておくべき生理的変動です。アルブミンは半減期が約17〜21日と長く、プレアルブミンなどのRTPには含まれません。また尿中微量アルブミンは濃度が低く色素結合法では測れないため免疫比濁法などを用い、血清の測定にはグロブリンとの反応が少ないBCP改良法が使われています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-07.html)を加工して作成