脂溶性ビタミンはどれか。
脂溶性ビタミンはどれか。
- ⑴ チアミンビタミンB1の化学名で水溶性です。欠乏で脚気やウェルニッケ脳症を生じます。
- ⑵ コバラミンビタミンB12の化学名で水溶性です。欠乏で悪性貧血などの大細胞性貧血を生じます。
- ⑶ リボフラビンビタミンB2の化学名で水溶性です。欠乏で口角炎や舌炎などの粘膜症状を生じます。
- ⑷ アスコルビン酸ビタミンCの化学名で水溶性です。欠乏でコラーゲン合成が障害され壊血病を生じます。
- ⑸ カルシフェロールビタミンDの化学名で、脂溶性ビタミンにあたります。腸からのカルシウム吸収を促進します。
解説
正答は⑸です。カルシフェロールはビタミンDの化学名であり、A・D・E・Kと並ぶ脂溶性ビタミンです。脂溶性ビタミンは脂質とともにミセルを形成して小腸から吸収され、肝臓や脂肪組織に蓄積するため、欠乏症だけでなく過剰症も問題になります。一方、チアミンはビタミンB1、リボフラビンはB2、コバラミンはB12、アスコルビン酸はビタミンCで、いずれも水溶性ビタミンです。水溶性のものは余剰分が尿中に排泄されて体内に蓄積しにくいため、過剰症よりも欠乏症が前面に出ます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-07.html)を加工して作成