グリコーゲンを貯蔵する主な組織はどれか。
グリコーゲンを貯蔵する主な組織はどれか。
- ⑴ 脳血糖を主要なエネルギー源としますが、グリコーゲンとして蓄える能力はごくわずかで、貯蔵組織とはいえません。
- ⑵ 筋 肉含有率は肝臓に劣りますが組織量が大きいため、体内のグリコーゲンの大部分を蓄える主要な貯蔵組織です。
- ⑶ 脂 肪余剰のエネルギーはトリグリセライドとして蓄える組織で、グリコーゲンの貯蔵組織ではありません。
- ⑷ 小 腸糖の吸収を担う組織ですが、吸収したグルコースは血中へ送られ、グリコーゲンとして貯蔵はしません。
- ⑸ 腎 臓糖新生を行う臓器ではありますが、グリコーゲンの貯蔵量は少なく主要な貯蔵組織にはあたりません。
解説
正答は⑵です。グリコーゲンの総貯蔵量が最も多い組織は筋肉で、含有率は肝臓より低いものの筋肉全体の重量が大きいため、体内のグリコーゲンの3分の2以上が筋肉に蓄えられています。役割も臓器で異なり、肝グリコーゲンはグルコースに分解されて血中へ放出され血糖を維持しますが、筋グリコーゲンはグルコース-6-ホスファターゼを欠くため筋自身の収縮エネルギーにしか使えません。脳・脂肪・小腸・腎臓は貯蔵組織としては量的にごくわずかです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-07.html)を加工して作成