体細胞分裂中期の核の模式図(別冊No. 1)を別に示す。矢印で示すのはどれか。
体細胞分裂中期の核の模式図(別冊No. 1)を別に示す。矢印で示すのはどれか。
- ⑴ 核小体核小体はリボソームRNAを合成する核内の構造で、分裂期には消失します。中期の紡錘体の極にみられる構造ではありません。
- ⑵ 中心体紡錘体の両極にあって微小管を放射状に伸ばす起点となる構造であり、矢印が指す位置と一致します。したがって正答です。
- ⑶ 紡錘体紡錘体は中心体から染色体へ伸びる微小管の束全体を指す名称です。極にある小さな構造そのものを指す用語ではありません。
- ⑷ テロメアテロメアは染色体の末端にある反復配列の部分で、染色体上の構造です。紡錘体の極にあるものではありません。
- ⑸ セントロメアセントロメアは染色体のくびれた部分で、紡錘糸が結合する場所です。染色体上に位置し、極の構造ではありません。
解説
正答は中心体です。矢印が指しているのは紡錘体の両極に位置する小さな構造で、これが中心体にあたります。中心体は一対の中心小体からなり、分裂期には両極へ移動して微小管(紡錘糸)を放射状に伸ばし、染色体を娘細胞へ引き分ける起点となります。ほかの選択肢は位置が異なります。紡錘体は中心体から染色体へ伸びる微小管の束そのもの、セントロメアは染色体のくびれた部分、テロメアは染色体の末端であり、核小体はリボソームRNAが合成される核内の構造で分裂期には消失します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-07.html)を加工して作成