Hucker 変法に用いるのはどれか。
Hucker 変法に用いるのはどれか。
- ⑴ サフラニン正しい記述です。ハッカー変法ではサフラニンを後染色に用いるため、グラム陰性菌が赤色に、グラム陽性菌が紫色に染め分けられます。
- ⑵ メチレン青メチレン青は単染色や他のグラム染色変法の後染色に用いられる色素で、ハッカー変法の後染色には使いません。
- ⑶ ビクトリア青ビクトリア青は病理組織で弾性線維やB型肝炎表面抗原を染める色素で、細菌のグラム染色には用いません。
- ⑷ 石炭酸フクシン石炭酸フクシンはチール・ネールゼン染色など抗酸菌染色に用いる色素で、ハッカー変法の試薬ではありません。
- ⑸ アセトン・エタノールアセトン・エタノールは色素ではなく脱色に用いる試薬です。本法で用いる色素を問う本問の答えにはなりません。
解説
正しいのは⑴で、ハッカー変法に用いるのはサフラニンです。ハッカー変法はグラム染色の代表的な変法で、シュウ酸アンモニウムを加えたクリスタル紫液で染めた後にヨウ素液で媒染し、脱色したうえで後染色(対比染色)としてサフラニンを用います。これによりグラム陽性菌は紫色、グラム陰性菌は赤色に染め分けられます。他の選択肢は本法の色素ではありません。メチレン青は単染色など、ビクトリア青は病理での弾性線維、石炭酸フクシンは抗酸菌染色に用いる色素です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-07.html)を加工して作成