膀胱癌で誤っているのはどれか。
膀胱癌で誤っているのはどれか。
- ⑴ 腺癌が多い。誤った記述なので本問の正答です。膀胱癌の9割以上は尿路上皮癌(移行上皮癌)であり、腺癌はまれな組織型にとどまります。
- ⑵ 男性に多い。男性に多いのは正しい記述です。記述として正しいので、誤りを問う本問の正答ではありません。
- ⑶ 高齢者に多い。高齢者に多いのは正しい記述です。60歳以上での発症が多く、記述として正しいので本問の正答ではありません。
- ⑷ 多発発生する。多発発生するのは正しい記述です。尿路上皮全体が同じ発がん刺激を受けるため多発・再発しやすく、本問の正答ではありません。
- ⑸ 初発症状は血尿が多い。初発症状が血尿に多いのは正しい記述です。痛みを伴わない血尿が典型であり、記述として正しいので本問の正答ではありません。
解説
誤っているのは⑴で、膀胱癌では腺癌ではなく尿路上皮癌(移行上皮癌)が9割以上を占めます。膀胱の粘膜が尿路上皮でできているためで、腺癌は数%に満たないまれな型にすぎません。他の記述はいずれも正しく、本問で問われている誤りには当たりません。膀胱癌は喫煙や一部の化学物質が危険因子で男性に多く、60歳以上の高齢者に多く発症します。尿路上皮全体が同じ発がん刺激を受けるため多発や再発を繰り返しやすく、初発症状は痛みを伴わない血尿が最も多いことも押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-07.html)を加工して作成