レチノール結合蛋白〈RBP〉と結合するビタミンはどれか。
レチノール結合蛋白〈RBP〉と結合するビタミンはどれか。
- ⑴ AレチノールはビタミンAそのものであり、レチノール結合蛋白と結合して血中を輸送されます。名称がそのまま答えに結びつく組合せです。
- ⑵ CビタミンCは水溶性で血漿中に溶けた状態で存在します。レチノール結合蛋白のような専用の輸送蛋白は必要としません。
- ⑶ DビタミンDはビタミンD結合蛋白によって運ばれます。同じ脂溶性ビタミンですが輸送蛋白が異なります。
- ⑷ EビタミンEは主にリポ蛋白に取り込まれて輸送されます。レチノール結合蛋白とは結合しません。
- ⑸ KビタミンKもリポ蛋白によって運ばれる脂溶性ビタミンです。レチノール結合蛋白が運ぶ対象ではありません。
解説
正解はビタミンAです。レチノール結合蛋白はその名のとおりレチノール、すなわちビタミンAと結合して肝臓から末梢組織へ運ぶ輸送蛋白です。半減期が約12時間から16時間と短いため、トランスサイレチンやトランスフェリンとともに短半減期蛋白として栄養状態の鋭敏な指標にも用いられます。ビタミンCは水溶性で専用の輸送蛋白を必要とせず、ビタミンD、E、KはそれぞれビタミンD結合蛋白やリポ蛋白などによって運ばれますので、レチノール結合蛋白とは結合しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-07.html)を加工して作成