脳波(別冊No. 5)を別に示す。認められるのはどれか。2 つ選べ。
脳波(別冊No. 5)を別に示す。認められるのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ α 波安静閉眼覚醒時に後頭部優位に出現する8〜13Hzの基礎波で、示された記録に連続してみられます。
- ⑵ 瞬 目眼球の動きに伴う眼球電位のアーチファクトで、前頭極部に左右対称の振幅の大きい緩徐な振れとして混入します。
- ⑶ 紡錘波睡眠段階2に出現する12〜14Hzの群発であり、覚醒時の記録ではみられません。
- ⑷ 徐波群発意識障害やてんかんなどで出現する異常所見です。覚醒時の正常な記録である本問では認められません。
- ⑸ 高振幅速波ベンゾジアゼピン系薬剤の影響などで出現する所見です。本問の記録では認められません。
解説
正答は⑴と⑵です。示された記録は安静閉眼で覚醒している状態の脳波であり、後頭部優位に8〜13Hzのα波が連続して出現し、前頭極部には瞬目による振幅の大きい緩徐な振れが混入しています。瞬目は眼球の動きに伴う眼球電位のアーチファクトで、左右対称に前頭極部で最も大きく記録されます。紡錘波は睡眠段階2に出現する12〜14Hzの群発であり覚醒時にはみられず、徐波群発や高振幅速波は意識障害や薬剤の影響を示す所見であって、この記録では認められません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-07.html)を加工して作成