ノーズクリップが必要な検査はどれか。2 つ選べ。
ノーズクリップが必要な検査はどれか。2 つ選べ。
- ⑴ パルスオキシメータ指先などに装着して光の吸収から酸素飽和度を測る検査で、口や鼻で呼吸回路につながないためノーズクリップは不要です。
- ⑵ ピークフローメータ最大呼気流量を短時間で一気に吹き出す検査であり、鼻からの漏れが測定値に影響しないため通常は使用しません。
- ⑶ 一回呼吸法によるDLco 測定指示ガスを吸入して約10秒間息止めする閉鎖回路の検査であり、鼻からのガスの漏れや外気の混入を防ぐためノーズクリップが必要です。
- ⑷ 呼気一酸化窒素濃度〈FeNO〉測定一定流量で呼出させる際に口腔内圧が上がって軟口蓋が閉じるため鼻腔とは分離され、ノーズクリップは使用しません。
- ⑸ オシロメトリー〈強制オシレーション法〉による呼吸抵抗測定安静呼吸の気流に強制振動を加えて抵抗を測るため、鼻からの漏れがあると値が低く出ます。ノーズクリップが必要です。
解説
正答は⑶と⑸です。一回呼吸法による肺拡散能の測定は、指示ガスを吸入して約10秒間息止めしたあとに呼出させる閉鎖回路の検査であり、鼻からのガスの漏れや外気の混入があると値が狂うためノーズクリップが必要です。オシロメトリーによる呼吸抵抗測定も、安静呼吸の気流に強制振動を加えて測るため、鼻からの漏れを防ぐ必要があります。これに対しパルスオキシメータは指先で光学的に測る検査、ピークフローメータは短時間に一気に吹き出す検査で鼻漏れは問題になりません。呼気一酸化窒素濃度測定は軟口蓋を閉じて一定流量で呼出させるため使用しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-07.html)を加工して作成