自己免疫疾患でないのはどれか。
自己免疫疾患でないのはどれか。
- ⑴ 関節リウマチ〈RA〉抗CCP抗体やリウマトイド因子が関与する自己免疫疾患です。自己免疫疾患なので、「でないもの」を問う本問の正答ではありません。
- ⑵ 原発性胆汁性胆管炎〈PBC〉抗ミトコンドリア抗体が高率に陽性となる自己免疫性の胆管疾患です。自己免疫疾患なので本問の正答ではありません。
- ⑶ Basedow 病甲状腺刺激ホルモン受容体に対する自己抗体が甲状腺を刺激して機能亢進をきたす自己免疫疾患です。本問の正答ではありません。
- ⑷ Duchenne 型筋ジストロフィX染色体上のジストロフィン遺伝子の変異による遺伝性の筋疾患であり、自己免疫が原因ではないため自己免疫疾患に含まれません。
- ⑸ 1 型糖尿病抗GAD抗体などの膵島関連自己抗体により膵β細胞が破壊される自己免疫疾患です。本問の正答ではありません。
解説
正答は⑷です。デュシェンヌ型筋ジストロフィは、X染色体上のジストロフィン遺伝子の変異により筋細胞膜の構造蛋白が欠損する遺伝性の筋疾患であり、自己免疫が原因ではないため自己免疫疾患には含まれません。これに対し関節リウマチは抗CCP抗体やリウマトイド因子、原発性胆汁性胆管炎は抗ミトコンドリア抗体、バセドウ病は甲状腺刺激ホルモン受容体に対する自己抗体、1型糖尿病は抗GAD抗体などの膵島関連自己抗体が関与する自己免疫疾患であり、記述としては正しいので本問の正答ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-07.html)を加工して作成