ソクマル臨床検査技師

H-E 染色標本(別冊No. 11)を別に示す。この臓器はどれか。

H-E 染色標本(別冊No. 11)を別に示す。この臓器はどれか。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑷です。標本には表面を覆う重層扁平上皮とその表層にある角層が明瞭に見え、その下に膠原線維に富む真皮、さらに毛や汗腺といった付属器が認められますから、この臓器は皮膚と判断できます。角化を伴う重層扁平上皮に付属器が付くという組み合わせは皮膚に特有の構造です。他の臓器は上皮の種類が異なります。気管は繊毛をもつ多列円柱上皮で軟骨を伴い、食道は角化しない重層扁平上皮、大腸は杯細胞を含む単層円柱上皮、膀胱は伸び縮みする尿路上皮で覆われています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成

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