術中迅速組織標本作製で最初に行うのはどれか。
術中迅速組織標本作製で最初に行うのはどれか。
- ⑴ 固定術中迅速では時間を要するホルマリン固定は行わず、凍結によって組織を硬くします。最初の工程でもありません。
- ⑵ 脱灰脱灰は骨組織を軟らかくするための工程で、数日を要します。術中迅速の工程には含まれません。
- ⑶ 脱脂脱脂は脂肪の多い組織を扱う際の工程です。術中迅速では行わず、最初の工程でもありません。
- ⑷ 脱水脱水はパラフィン切片を作る通常の工程で、術中迅速では行いません。最初の工程でもありません。
- ⑸ 切り出し提出された新鮮組織から診断に必要な部位を選ぶ切り出しが最初の工程で、その後に凍結、薄切、染色と進みます。
解説
正解は⑸です。術中迅速組織標本は手術中の短い時間内に診断を出す必要がありますから、提出された新鮮な組織から診断に必要な部位を選んで切り出すことがまず行われ、続いて凍結して薄切し、染色して観察します。固定や脱水を経てパラフィン切片を作る通常の工程とは異なり、ホルマリン固定は行わず凍結によって組織を硬くするのが特徴です。脱灰は骨組織を扱う場合、脱脂は脂肪の多い組織を扱う場合の工程で、いずれも時間がかかるため術中迅速の工程には含まれません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成