ソクマル臨床検査技師

子宮頸部細胞診のPapanicolaou 染色標本(別冊No. 9)を別に示す。…

子宮頸部細胞診のPapanicolaou 染色標本(別冊No. 9)を別に示す。考えられる感染はどれか。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑷です。ヘルペスウイルスに感染した細胞は、複数の核が集まった多核巨細胞となり、核内のクロマチンが辺縁に押しやられてすりガラス状に見え、境界の明瞭な核内封入体を伴うという特徴的な像を示します。パパニコロウ染色標本でこれらの所見がそろえばヘルペスウイルス感染と判断できます。他の感染はそれぞれ別の像を示します。カンジダは仮性菌糸と胞子、トリコモナスは鞭を持つ洋梨形の原虫、クラミジアは細胞質内の封入体、ヒトパピローマウイルスは核周囲が明るく抜けるコイロサイトが手がかりとなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成

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