分子量で分離するのはどれか。
分子量で分離するのはどれか。
- ⑴ 逆相クロマトグラフィ逆相クロマトグラフィは疎水性の担体との親和性、すなわち極性の差で分離します。分子量では分けません。
- ⑵ 吸着クロマトグラフィ吸着クロマトグラフィは担体表面への吸着力の差で分離します。分子量による分離ではありません。
- ⑶ 分配クロマトグラフィ分配クロマトグラフィは二つの相への溶けやすさの差で分離します。分子量による分離ではありません。
- ⑷ ゲルろ過クロマトグラフィ担体の網目に入れるかどうかで溶出の順序が決まるため、分子の大きさすなわち分子量によって分離されます。
- ⑸ アフィニティクロマトグラフィアフィニティクロマトグラフィは抗原抗体反応など特定の分子どうしの親和性を利用します。分子量では分けません。
解説
正解は⑷です。ゲルろ過クロマトグラフィはサイズ排除クロマトグラフィとも呼ばれ、一定の大きさの網目をもつ担体を使って分子の大きさによって分ける方法です。分子量の大きいものは担体の網目に入れず素通りするため先に溶出し、小さいものは網目の中を回り道するため遅れて溶出します。他の方法は分離の原理が異なります。逆相と分配は溶媒への溶けやすさの差、吸着は担体表面への吸着力の差、アフィニティは抗原抗体反応など特定の分子どうしの親和性を利用しており、いずれも分子量そのもので分けるものではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成