サルコイドーシスの活動性マーカーはどれか。
サルコイドーシスの活動性マーカーはどれか。
- ⑴ プロカルシトニンプロカルシトニンは細菌感染や敗血症で上昇するマーカーです。サルコイドーシスの活動性は反映しません。
- ⑵ 心臓型脂肪酸結合蛋白心臓型脂肪酸結合蛋白は心筋障害の早期に上昇するマーカーで、心筋梗塞の診断に用いられます。
- ⑶ デオキシピリジノリンデオキシピリジノリンは骨吸収を反映するマーカーで、骨代謝の評価に用いられます。
- ⑷ アンギオテンシン変換酵素肉芽腫を構成する類上皮細胞やマクロファージが産生するため血清活性が上昇し、サルコイドーシスの活動性マーカーとなります。
- ⑸ N-アセチルグルコサミニダーゼN-アセチルグルコサミニダーゼは尿中で測定され、尿細管障害を反映するマーカーです。
解説
正解は⑷です。サルコイドーシスでは全身に非壊死性の類上皮細胞肉芽腫が形成され、肉芽腫を構成する類上皮細胞やマクロファージがアンギオテンシン変換酵素を産生するため、血清アンギオテンシン変換酵素活性が上昇し、病勢の活動性を反映するマーカーとして用いられます。血清リゾチームや可溶性インターロイキン2受容体も補助的に使われます。他の選択肢はそれぞれ別の病態のマーカーで、プロカルシトニンは細菌感染や敗血症、心臓型脂肪酸結合蛋白は心筋障害の早期、デオキシピリジノリンは骨吸収、N-アセチルグルコサミニダーゼは尿細管障害を反映します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成