ソクマル臨床検査技師

正中神経における運動神経伝導検査の記録波形(別冊No. 5)を別に示す。最も考え…

正中神経における運動神経伝導検査の記録波形(別冊No. 5)を別に示す。最も考えられるのはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑸です。慢性炎症性脱髄性多発根神経炎では髄鞭が節ごとに障害されるため、運動神経伝導検査で伝導速度が著しく低下し、遠位刺激より近位刺激で複合筋活動電位の振幅が小さくなる伝導ブロックや、波形が幅広く崩れる時間的分散がみられます。終末潜時の延長も伴います。手根管症候群は手首部だけの局所的な潜時延長にとどまり、糖尿病性多発ニューロパチーは軸索障害が主体で振幅低下が中心です。重症筋無力症と筋萎縮性側索硬化症では、このような著明な伝導速度の低下や伝導ブロックは生じません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成

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