測定に100%酸素を使用するのはどれか。2 つ選べ。
測定に100%酸素を使用するのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 最大酸素摂取量測定最大酸素摂取量測定は運動負荷をかけながら室内空気を吸わせ、呼気ガスを分析します。100%酸素は用いません。
- ⑵ 呼気一酸化窒素濃度測定呼気一酸化窒素濃度測定は一定の流量で呼出させて呼気中の一酸化窒素濃度を測る検査で、吸入ガスに100%酸素は使いません。
- ⑶ 1 回呼吸法による肺拡散能測定1回呼吸法による肺拡散能測定は一酸化炭素とヘリウムなどを含む混合ガスを吸入させます。純酸素ではありません。
- ⑷ 開放回路法による機能的残気量測定窒素洗い出し法として100%酸素を吸わせ、洗い出された窒素量から機能的残気量を算出します。
- ⑸ 1 回呼吸法によるクロージングボリューム測定残気量位から100%酸素を吸入させ、続く呼出時の窒素濃度の立ち上がりから末梢気道が閉じる肺気量を求めます。
解説
正解は⑷と⑸です。開放回路法による機能的残気量測定は窒素洗い出し法とも呼ばれ、100%酸素を吸わせて肺内の窒素を洗い出し、排出された窒素の量から機能的残気量を求めます。1回呼吸法によるクロージングボリューム測定も、残気量位から100%酸素を一息で吸入させ、続く呼出で窒素濃度の立ち上がりを記録して末梢気道が閉じ始める肺気量を求める検査です。いずれも指示ガスとして酸素そのものを用いる点が共通しています。他の三つは室内空気や一酸化炭素を含む混合ガスを使い、100%酸素は必要としません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成