標準予防策で感染性を考慮しないのはどれか。
標準予防策で感染性を考慮しないのはどれか。
- ⑴ 汗汗は標準予防策で唯一、感染性を考慮しない体液です。血液由来の病原体をほとんど含まないためです。
- ⑵ 尿尿は排泄物であり感染性を考慮します。取り扱う際は手袋を着用し、手指衛生を行います。
- ⑶ 髄液髄液は体液であり感染性を考慮します。穿刺や検査の際は手袋などの防護具を用います。
- ⑷ 精液精液は体液であり感染性を考慮します。血液由来の病原体を含む可能性があります。
- ⑸ 唾液唾液は分泌物であり感染性を考慮します。飛散のおそれがある場面ではマスクを着用します。
解説
正解は⑴です。標準予防策では血液・体液・分泌物・排泄物、および粘膜や損傷した皮膚のすべてを感染の可能性があるものとして扱いますが、汗だけは例外として感染性を考慮しません。汗には血液由来の病原体がほとんど含まれないためです。尿や髄液、精液、唾液はいずれも感染性を考慮する対象で、取り扱う際は手袋を着用して手指衛生を行い、飛散のおそれがあればマスクやゴーグル、ガウンを追加します。標準予防策は感染症の有無にかかわらずすべての患者に適用する考え方である点も押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成