酸化エチレンガスで正しいのはどれか。
酸化エチレンガスで正しいのはどれか。
- ⑴ 毒性はない。発がん性や粘膜への強い刺激、急性毒性があります。作業環境の管理と残留ガスの除去が必要です。
- ⑵ 引火性はない。引火性と爆発性があるため、不燃性ガスと混合したり密閉装置内で扱うといった対策が必要です。
- ⑶ 機材を腐食させる。金属やプラスチックを腐食させないことが利点です。腐食させるという記述は逆になります。
- ⑷ 高温滅菌法である。50〜60℃程度の低温で行うガス滅菌法です。高温滅菌は高圧蒸気滅菌や乾熱滅菌が該当します。
- ⑸ 微生物を死滅させる。アルキル化によって蛋白質や核酸を変化させ、芽胞を含むすべての微生物を死滅させます。滅菌法として正しい記述です。
解説
正解は⑸です。酸化エチレンガス滅菌は、ガスがアルキル化によって微生物の蛋白質や核酸を変化させ、芽胞を含むすべての微生物を死滅させる滅菌法です。50〜60℃程度の低い温度で行えるため、熱に弱いプラスチック製品や光学器械にも使えて機材を腐食させません。一方でガス自体に発がん性や急性毒性があり、引火性と爆発性もあるため、密閉した装置で行い、使用後は十分な換気(エアレーション)で残留ガスを除く必要があります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成