ヒトT 細胞白血病ウイルス1 型〈HTLV-1〉感染症の確認検査はどれか。
ヒトT 細胞白血病ウイルス1 型〈HTLV-1〉感染症の確認検査はどれか。
- ⑴ PA 法抗原を結合させた粒子の凝集をみる方法で、拾い上げのための一次検査に用います。確認検査ではありません。
- ⑵ EIA 法酵素標識を用いた測定法で、こちらも一次検査に位置づけられます。陽性なら確認検査へ進みます。
- ⑶ HPLC 法液体クロマトグラフィーによる物質の分離分析法です。ヘモグロビンの分画などに用い、抗体の確認には使いません。
- ⑷ MAST 法アレルゲン特異的IgEを多項目同時に測る方法です。このウイルスの抗体確認には用いません。
- ⑸ LIA〈line immunoassay〉法複数のウイルス蛋白を細片状に固相化し、どの抗原に対する抗体があるかを判定する確認検査です。従来のウエスタンブロット法に代わり用いられています。
解説
正解は⑸です。ヒトT細胞白血病ウイルス1型の検査では、まず粒子凝集法や酵素免疫測定法などで拾い上げを行い、陽性となった検体について確認検査を実施します。確認検査には、複数のウイルス蛋白を細片状に固相化したLIA法が用いられ、どの抗原に対する抗体があるかを判定します。判定がつかない場合は核酸検査を追加します。HPLC法は物質の分離分析、MAST法はアレルゲン特異的IgEの多項目測定に用いる方法で、目的が異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成