EB ウイルスで正しいのはどれか。2 つ選べ。
EB ウイルスで正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ ヘルペスウイルス科に属する。二重鎖DNAをもつヘルペスウイルス科のウイルスで、ヒトヘルペスウイルス4型とも呼ばれます。正しい記述です。
- ⑵ ウイルスはB 細胞に潜伏する。Bリンパ球に感染して生涯にわたり潜伏し、免疫が低下すると再活性化します。潜伏部位として正しい記述です。
- ⑶ EBNA 抗体は初感染で陽性となる。EBNA抗体は初感染では陰性で、数か月から半年ほど経って陽性化します。既感染を示す指標であり、初感染の証明には使えません。
- ⑷ 再活性化により伝染性単核球症を発症する。伝染性単核球症は初感染によって発症します。再活性化では上咽頭癌やリンパ増殖性疾患などが問題になります。
- ⑸ 抗体検査はラテックス凝集反応が用いられる。抗体検査には蛍光抗体法や酵素免疫測定法が用いられます。ラテックス凝集反応は通常用いません。
解説
正解は⑴と⑵です。EBウイルスはヘルペスウイルス科に属する二重鎖DNAウイルスで、Bリンパ球に感染して生涯にわたり潜伏し、宿主の免疫が低下すると再活性化します。伝染性単核球症は初感染で発症する疾患であり、再活性化によるものではありません。EBNA抗体は初感染では陰性で、数か月から半年ほど経って陽性となるため既感染の指標になります。抗体検査には蛍光抗体法や酵素免疫測定法が用いられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成