インターフェロンγ 遊離試験〈IGRA〉が診断に有用なのはどれか。
インターフェロンγ 遊離試験〈IGRA〉が診断に有用なのはどれか。
- ⑴ 結核結核菌に特異的な抗原で刺激し、放出されるインターフェロンγを測ります。BCG接種の影響を受けず潜在性結核感染症の診断に有用です。
- ⑵ B 型肝炎HBs抗原やHBs抗体などの抗原抗体検査と核酸検査で診断します。この試験の対象ではありません。
- ⑶ ネコひっかき病菌に対する抗体検査や核酸検査で診断します。インターフェロンγの測定は用いません。
- ⑷ 成人T 細胞白血病抗体検査で拾い上げ、確認検査と核酸検査で診断します。細胞性免疫を利用した本試験は用いません。
- ⑸ 後天性免疫不全症候群抗原抗体同時検査で拾い上げ、核酸検査で確定します。インターフェロンγの測定では診断できません。
解説
正解は⑴です。インターフェロンγ遊離試験は、患者の血液に結核菌に特異的な抗原を加え、感作されたTリンパ球が放出するインターフェロンγを測って結核感染の有無を判定する検査です。ツベルクリン反応と違ってBCG接種の影響を受けず、潜在性結核感染症の診断に有用です。ほかの選択肢は診断法が異なり、B型肝炎は抗原抗体検査と核酸検査、成人T細胞白血病と後天性免疫不全症候群は抗体検査と核酸検査で診断します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成