感染症と原因微生物の組合せで正しいのはどれか。
感染症と原因微生物の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 類鼻疽 ― Burkholderia pseudomallei熱帯や亜熱帯の土壌や水にいる菌で、経皮または吸入で感染して肺炎や膿瘍、敗血症を起こします。類鼻疽の原因菌として正しい組合せです。
- ⑵ オウム病 ― Bacillus anthracisオウム病の原因はクラミジア・シッタシです。挙げられている菌は炭疽の原因菌なので、組合せが誤っています。
- ⑶ 放線菌症 ― Bartonella henselae放線菌症の原因はアクチノミセス属です。挙げられている菌はネコひっかき病の原因菌です。
- ⑷ ライム病 ― Chlamydia psittaciライム病の原因はマダニが媒介するボレリア属です。挙げられている菌はオウム病の原因菌です。
- ⑸ ネコひっかき病 ― Rickettsia japonicaネコひっかき病の原因はバルトネラ・ヘンセレです。挙げられている菌は日本紅斑熱の原因となるリケッチアです。
解説
正解は⑴です。類鼻疽は東南アジアや北オーストラリアの土壌や水に生息するバークホルデリア・シュードマレイによる感染症で、肺炎や膿瘍、敗血症を起こし、輸入感染症として注意されます。ほかの組合せは原因菌が入れ替わっており、オウム病はクラミジア・シッタシ、放線菌症はアクチノミセス属、ライム病はボレリア属、ネコひっかき病はバルトネラ・ヘンセレによるものです。選択肢に挙がった炭疽菌は炭疽、日本紅斑熱リケッチアは日本紅斑熱の原因菌です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成