抗真菌薬はどれか。
抗真菌薬はどれか。
- ⑴ アシクロビルヘルペスウイルスのDNA合成を阻害する抗ウイルス薬です。真菌には作用しません。
- ⑵ イソニアジド結核菌の細胞壁成分の合成を阻害する抗結核薬です。真菌に対する効果はありません。
- ⑶ フルコナゾールアゾール系の抗真菌薬で、細胞膜のエルゴステロール合成を阻害します。カンジダやクリプトコッカス感染症に用います。
- ⑷ ミノサイクリンリボソームに作用して蛋白合成を阻害するテトラサイクリン系の抗菌薬です。抗真菌作用はありません。
- ⑸ リファンピシンRNA合成を阻害する抗結核薬で、抗酸菌症に用います。真菌には効きません。
解説
正解は⑶です。フルコナゾールはアゾール系の抗真菌薬で、真菌の細胞膜に含まれるエルゴステロールの合成を妨げて増殖を抑えます。カンジダやクリプトコッカスによる感染症に用いられ、経口でも点滴でも投与できます。ほかの選択肢は対象が異なり、アシクロビルはヘルペスウイルスに対する抗ウイルス薬、イソニアジドとリファンピシンは抗結核薬、ミノサイクリンはテトラサイクリン系の抗菌薬であり、いずれも真菌には効果がありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成