Geckler 分類を行う場合の顕微鏡倍率はどれか。
Geckler 分類を行う場合の顕微鏡倍率はどれか。
- ⑴ 40 倍視野が広すぎて細胞を数えられません。ゲックラー分類は100倍で1視野あたりの細胞数を数えると定められています。
- ⑵ 100 倍100倍の弱拡大で1視野あたりの白血球と扁平上皮細胞の数を数え、6群に分類します。喀痰の適否を判定する方法です。
- ⑶ 200 倍ゲックラー分類で用いる倍率ではありません。視野に入る範囲が変わると、群を分ける細胞数の基準が当てはまらなくなります。
- ⑷ 400 倍細菌の形態や貪食の観察には適しますが、1視野の細胞数が少なくなるため分類の判定には用いません。
- ⑸ 1,000 倍油浸による観察で菌の形態を詳しく見る倍率です。細胞数を数えて群に分ける目的には使えません。
解説
正解は⑵です。ゲックラー分類は喀痰が下気道由来として検査に適しているかを判定する方法で、100倍の弱拡大で1視野あたりの白血球と扁平上皮細胞の数を数え、その組合せから6段階に分けます。白血球が多く扁平上皮細胞が少ない群が良質と判断され、逆に扁平上皮細胞が多い群は唾液の混入が多く不適とされます。強拡大では1視野に入る細胞が少なくなり数を評価できないため、弱拡大で観察することが決められています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成