ソクマル臨床検査技師

病理解剖時に摘出された臓器のホルマリン固定後の肉眼写真(別冊No. 12)を別に…

病理解剖時に摘出された臓器のホルマリン固定後の肉眼写真(別冊No. 12)を別に示す。臓器はどれか。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑴です。示された臓器は表面が薄い胸膜に覆われ、割面は含気していた小さな腔が無数に並ぶ海綿状の構造を示し、気管支と血管の断面が対になって走っているのが分かります。表面には炭粉の沈着による黒い斑点も認められ、これらは肺に特徴的な所見です。肝臓や脾臓の割面は充実性で均一、腎臓は皮質と髄質、腎杯からなる層構造、膵臓は細かい葉状の構造を示すため、いずれも海綿状には見えません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成

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