アミロイドの染色法はどれか。
アミロイドの染色法はどれか。
- ⑴ Congo red 染色アミロイドが橙赤色に染まり、偏光顕微鏡で緑色の複屈折を示します。アミロイドを証明する代表的な染色法です。
- ⑵ Alcian blue 染色酸性ムコ多糖を青色に染める方法です。粘液の性質を調べるのに用い、アミロイドの検出には使いません。
- ⑶ Ziehl-Neelsen 染色抗酸菌を赤色に染める方法で、結核などの診断に用います。対象がまったく異なります。
- ⑷ Sudan black B 染色中性脂肪を黒色に染める方法です。凍結切片で脂肪を確認する目的に用います。
- ⑸ Masson trichrome 染色膠原線維を青緑色に、筋や細胞質を赤色に染め分ける方法です。線維化の評価に用いる染色です。
解説
正解は⑴です。コンゴーレッド染色はアミロイドを検出する代表的な染色法で、アミロイドは橙赤色に染まり、偏光顕微鏡で観察すると緑色の複屈折を示します。この複屈折の確認がアミロイドと判定する決め手になります。ほかの選択肢は対象が異なり、アルシアン青染色は酸性ムコ多糖、チール・ネールゼン染色は抗酸菌、ズダン黒B染色は脂肪、マッソン・トリクローム染色は膠原線維を染め出す方法であり、アミロイドの証明には用いません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成