疾病の内因となるのはどれか。
疾病の内因となるのはどれか。
- ⑴ 遺伝遺伝素因は生まれつき個体が備えている要因であり、内因の代表です。同じ外的条件でも発症の差を生む原因になります。
- ⑵ 温度高温や低温による熱傷や凍傷は、外から加わる物理的な要因です。体が備えている要因ではありません。
- ⑶ 感染病原体という体外の生物が原因となるため、生物学的な外因に分類されます。
- ⑷ 紫外線日光による皮膚障害や皮膚癌の原因となる物理的な外因です。体内に由来する要因ではありません。
- ⑸ 放射線電離作用により細胞やDNAを傷害する物理的な外因です。内因には含まれません。
解説
正解は⑴です。疾病の原因は、体の側にあらかじめ備わっている内因と、体の外から加わる外因に分けられます。内因には遺伝素因のほか、年齢、性、免疫やホルモンの状態、体質などが含まれ、同じ環境でも発症する人としない人が分かれる理由になります。これに対し温度、紫外線、放射線といった物理的な要因や、病原体による感染、化学物質、栄養の偏りはいずれも外因です。両者が重なって疾病が成立することも押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成