脂肪細胞から分泌されるのはどれか。2 つ選べ。
脂肪細胞から分泌されるのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ レプチン脂肪細胞から分泌され、視床下部に作用して食欲を抑えエネルギー消費を高めます。脂肪量に比例して増えるアディポサイトカインです。
- ⑵ インスリン膵ランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモンです。脂肪細胞に作用する側であり、分泌する側ではありません。
- ⑶ ガストリン胃のG細胞から分泌され、胃酸の分泌を促すホルモンです。脂肪細胞とは関係がありません。
- ⑷ インクレチン食事に応じて消化管から分泌され、インスリン分泌を促すホルモンの総称です。産生の場は脂肪細胞ではありません。
- ⑸ アディポネクチン脂肪細胞から分泌され、インスリン抵抗性を改善し動脈硬化を抑える働きをもちます。肥満では分泌が減少します。
解説
正解は⑴と⑸です。脂肪細胞は単に脂肪を蓄えるだけでなく、生理活性物質を分泌する内分泌組織としても働き、これらをまとめてアディポサイトカインと呼びます。レプチンは視床下部に作用して食欲を抑え、エネルギー消費を高めます。アディポネクチンはインスリンの効きをよくし、動脈硬化を抑える方向に働き、肥満では逆に分泌が減ります。残りの3つは膵臓、胃、消化管から分泌されるホルモンであり、脂肪細胞の産物ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成