ビタミンと欠乏症の組合せで正しいのはどれか。
ビタミンと欠乏症の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ ビタミンA ― 新生児メレナ新生児メレナはビタミンK欠乏による凝固因子の不足で起こります。ビタミンA欠乏では夜盲症や皮膚の乾燥が生じます。
- ⑵ ビタミンC ― 夜盲症夜盲症はビタミンA欠乏で起こります。ビタミンC欠乏では壊血病として出血傾向や創傷治癒の遅れがみられます。
- ⑶ ビタミンD ― 巨赤芽球性貧血巨赤芽球性貧血はビタミンB12や葉酸の欠乏によります。ビタミンD欠乏ではくる病や骨軟化症が生じます。
- ⑷ ビタミンE ― 新生児溶血性貧血ビタミンEは膜脂質の酸化を防ぐため、欠乏すると赤血球膜が傷害されて溶血します。新生児溶血性貧血の原因となる正しい組合せです。
- ⑸ ビタミンK ― 脚気脚気はビタミンB1欠乏で起こります。ビタミンK欠乏では新生児メレナや出血傾向がみられます。
解説
正解は⑷です。ビタミンEは細胞膜の脂質が酸化されるのを防ぐ働きをもち、欠乏すると赤血球膜が酸化的な傷害を受けて壊れやすくなります。とくに新生児や低出生体重児では溶血性貧血の原因になります。ほかの組合せは、新生児メレナはビタミンK欠乏、夜盲症はビタミンA欠乏、巨赤芽球性貧血はビタミンB12や葉酸の欠乏、脚気はビタミンB1欠乏によるもので、いずれもビタミンと欠乏症の対応が入れ替わっています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成