血漿中でアルブミンと結合しているのはどれか。
血漿中でアルブミンと結合しているのはどれか。
- ⑴ ケトン体水に溶けやすい有機酸で、そのままの形で血中を運ばれて筋や脳のエネルギー源になります。アルブミンとの結合は必要としません。
- ⑵ リン脂質リポ蛋白粒子の表面を構成する成分として運ばれます。粒子に組み込まれるため、アルブミンと結合する形ではありません。
- ⑶ 遊離脂肪酸水に溶けにくいため、アルブミンに結合した形で脂肪組織から肝臓や筋へ運ばれます。1分子のアルブミンが複数の脂肪酸を結合します。
- ⑷ コレステロールリポ蛋白の内部や表面に取り込まれて運ばれます。LDLやHDLとして輸送されるため、アルブミン結合型ではありません。
- ⑸ トリグリセライドカイロミクロンやVLDLの中心部に含まれて運ばれます。リポ蛋白による輸送であり、アルブミンとは結合しません。
解説
正解は⑶です。遊離脂肪酸は水に溶けにくいため、血漿中ではアルブミンに結合した形で脂肪組織から肝臓や筋へ運ばれます。1分子のアルブミンが複数の脂肪酸を結合できる点も特徴です。これに対しリン脂質、コレステロール、トリグリセライドは、アポ蛋白を含むリポ蛋白粒子の中に取り込まれて運ばれます。ケトン体は水溶性で、そのまま血中を移動します。脂質の運び方の違いとして整理して覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成