蛋白質に糖鎖の付加が行われるのはどれか。
蛋白質に糖鎖の付加が行われるのはどれか。
- ⑴ 核遺伝情報の保存と転写を担う場所です。蛋白質の合成後の修飾は細胞質側の小器官で行われます。
- ⑵ 細胞膜糖鎖をもつ糖蛋白が最終的に配置される場所ではありますが、糖鎖を付加する反応そのものは行われません。
- ⑶ ゴルジ装置小胞体から送られてきた蛋白質の糖鎖を修飾・完成させ、行き先ごとに選別して送り出す小器官です。糖鎖付加の場として正しい答えです。
- ⑷ リソソーム加水分解酵素を含み、取り込んだ物質や不要になった細胞成分を分解する小器官です。合成や修飾の場ではありません。
- ⑸ リボソーム伝令RNAの情報に従ってアミノ酸をつなぎ、蛋白質を合成する場です。糖鎖の付加はその後の段階で行われます。
解説
正解は⑶です。蛋白質はリボソームで合成された後、小胞体で糖鎖の付加が始まり、ゴルジ装置でその糖鎖が切り取られたり付け加えられたりして完成し、行き先ごとに選別されて輸送されます。選択肢のなかで糖鎖の付加と修飾を担う細胞内小器官はゴルジ装置です。核は遺伝情報の保存と転写、リボソームは翻訳、リソソームは不要物の分解、細胞膜は物質の出入りの調節を担っており、いずれも糖鎖付加の場ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成