室内気吸入時の動脈血ガス分析で基準範囲内にあるのはどれか。
室内気吸入時の動脈血ガス分析で基準範囲内にあるのはどれか。
- ⑴ pH 7.00基準範囲は7.35〜7.45で、7.00は著明なアシデミアです。ただちに原因を評価して対応する必要がある値です。
- ⑵ PaO 70mmHgPaO2の基準範囲は80〜100mmHgで、70mmHgは軽度の低酸素血症にあたります。60mmHg未満が呼吸不全の目安です。
- ⑶ PaCO 40mmHgPaCO2の基準範囲は35〜45mmHgで、40mmHgはその中央付近にあります。換気が適切に保たれている状態を示します。
- ⑷ HCO3- 30 mmol/LHCO3⁻の基準範囲は22〜26mmol/Lで、30mmol/Lは高値です。代謝性アルカローシスや呼吸性アシドーシスの代償を示します。
- ⑸ BE +5 mmol/L塩基過剰の基準範囲は±2mmol/L程度で、+5mmol/Lは塩基が過剰な状態です。代謝性アルカローシスを示唆します。
解説
正解は⑶です。室内気を吸っているときの動脈血ガス分析の基準範囲は、pHが7.35〜7.45、PaO2が80〜100mmHg、PaCO2が35〜45mmHg、HCO3⁻が22〜26mmol/L、塩基過剰が±2mmol/L程度です。したがってPaCO2の40mmHgだけが基準範囲内にあります。ほかはいずれも逸脱しており、pH7.00は生命が危ぶまれる著明なアシデミア、HCO3⁻と塩基過剰の上昇は代謝性アルカローシスを示す値です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成