スパイログラム(別冊No. 3)を別に示す。A が示すのはどれか。
スパイログラム(別冊No. 3)を別に示す。A が示すのはどれか。
- ⑴ 肺活量最大吸気位から最大呼気位までの全範囲を指し、予備呼気量も含みます。安静呼気位から上向きに測るAより大きな区間です。
- ⑵ 一回換気量安静呼吸1回で出入りする量で、成人では約500mLです。Aは予備吸気量を含むため、これより広い範囲になります。
- ⑶ 最大吸気量安静呼気位から最大吸気位までの容量で、一回換気量と予備吸気量の和にあたります。図のAが示す範囲と一致します。
- ⑷ 予備吸気量安静吸気位からさらに吸い込める量で、Aから一回換気量を差し引いた部分にすぎません。起点が安静吸気位である点が異なります。
- ⑸ 予備呼気量安静呼気位からさらに吐き出せる量で、Aとは逆に下向きに測る区間です。方向が反対になります。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。図のAは安静呼気位、すなわち機能的残気量の上端から最大吸気位までの範囲を示しており、これは最大吸気量に相当します。最大吸気量は一回換気量と予備吸気量の和として表されます。肺活量は最大吸気位から最大呼気位までの全体、一回換気量は安静呼吸1回で出入りする量、予備吸気量は安静吸気位からさらに吸い込める量、予備呼気量は安静呼気位からさらに吐き出せる量で、いずれもAの範囲とは一致しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成