内部精度管理法で患者データを用いるのはどれか。2 つ選べ。
内部精度管理法で患者データを用いるのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ X-R 管理図法管理試料を繰り返し測定し、平均値と範囲を管理図に描いて監視する方法です。患者データは用いません。
- ⑵ 累積和管理図法管理試料の測定値と目標値との差を積み上げて、わずかな偏りの傾向をとらえる方法です。用いるのは患者データではありません。
- ⑶ 項目間チェック法ナトリウムと塩化物のように関連し合う項目の値の関係が崩れていないかを、患者データを用いて確認する方法です。
- ⑷ デルタチェック法同一患者の前回値と今回値の差の大きさをみて、検体の取り違えや測定異常を検出する方法で、患者データを直接利用します。
- ⑸ マルチルール管理図法複数の管理限界の規則を組み合わせて判定する方法で、対象は管理試料の測定値です。患者データは使いません。
解説
正解は⑶と⑷です。内部精度管理には、管理試料を測って測定系の状態を監視する方法と、日々の患者データそのものを利用する方法があります。項目間チェック法は、ナトリウムと塩化物、総蛋白とアルブミンのように相関する項目の関係が崩れていないかを患者データで確認する方法です。デルタチェック法は同一患者の前回値と今回値の差を見て、検体の取り違えや測定異常を見つけます。残りの3つはいずれも管理試料の測定値を用いる方法です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-07.html)を加工して作成