生体組織の商用交流における導電率の大小関係で正しいのはどれか。
生体組織の商用交流における導電率の大小関係で正しいのはどれか。
- ⑴ 角質 > 真皮角質は水分が少なく電気を通しにくい層です。水分と電解質に富む真皮のほうが導電率は高くなります。
- ⑵ 血清 > 全血血清は電解質を含む液体で電流をよく通す一方、全血は絶縁性の膜をもつ赤血球が電流を妨げるため、血清のほうが高くなります。
- ⑶ 骨髄 > リンパ液骨髄は脂肪に富み電気を通しにくい組織です。電解質を含むリンパ液のほうが導電率は高くなります。
- ⑷ 細胞膜 > 細胞内液細胞膜は脂質二重層からなり電気を通しにくい構造です。電解質に富む細胞内液のほうが導電率は高くなります。
- ⑸ 脂肪 > 筋組織脂肪組織は水分が少なく電気を通しにくい組織です。水分と電解質に富む筋組織のほうが導電率は高くなります。
解説
正解は⑵です。導電率はイオンがどれだけ自由に動けるかで決まるため、電解質を含む液体成分が多いほど高くなります。血清は電解質を含む液体そのものであるのに対し、全血には絶縁性の膜をもつ赤血球が多く含まれ、電流の通り道が妨げられるので、血清のほうが導電率は高くなります。他の選択肢はいずれも大小関係が逆で、角質、骨髄、細胞膜、脂肪はいずれも水分が少なく電気を通しにくい部分です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成