滅菌装置で正しいのはどれか。
滅菌装置で正しいのはどれか。
- ⑴ プラズマ滅菌装置はカテーテル類の滅菌に使用される。プラズマ滅菌は45℃前後の低温で処理できるため、熱に弱いカテーテル類などの滅菌に用いられます。
- ⑵ 乾熱滅菌装置の滅菌条件は140 ℃、3 時間以上である。乾熱滅菌の条件は160〜180℃で30分から2時間です。140℃で3時間という条件は一般的ではありません。
- ⑶ 酸化エチレンガス〈EOG〉滅菌装置は高温滅菌法である。酸化エチレンガス滅菌は50〜60℃程度で行う低温滅菌法です。高温滅菌法という分類は誤りです。
- ⑷ 熱を用いる滅菌では、湿熱よりも乾熱の方が滅菌効率が良い。同じ温度なら湿熱のほうが蛋白を変性させる力が強く、滅菌の効率は乾熱より優れます。記述は逆になっています。
- ⑸ 高圧蒸気滅菌装置〈オートクレーブ〉の滅菌条件は1.5 気圧、15 分間である。高圧蒸気滅菌の条件は約2気圧で121℃、15〜20分です。1.5気圧という条件では温度が足りません。
解説
正解は⑴です。プラズマ滅菌は過酸化水素をプラズマ化して用いる方法で、45℃前後の低い温度で処理できるため、熱に弱いカテーテル類や内視鏡関連の器具の滅菌に使われます。他の選択肢は条件や分類が誤っています。乾熱滅菌は160〜180℃で30分から2時間、高圧蒸気滅菌は約2気圧で121℃、15〜20分が条件であり、酸化エチレンガス滅菌は低温滅菌法で、熱による滅菌では湿熱のほうが効率に優れます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成