貯血式自己血採血の対象とならないのはどれか。
貯血式自己血採血の対象とならないのはどれか。
- ⑴ 妊娠30 週妊娠中でも、産科出血に備えて貯血式自己血採血が行われます。妊娠週数だけで対象から外れることはありません。
- ⑵ 年齢75 歳年齢による一律の上限は設けられておらず、全身状態や心機能をみて実施の可否を判断します。
- ⑶ 体重40 kg体重によって1回の採血量を調整することはありますが、体重40 kgで対象から外れるわけではありません。
- ⑷ HBs 抗原陽性自己血は本人に戻すため、感染症の検査が陽性でも実施できます。取り扱い上の区別と表示に注意します。
- ⑸ Hb 値9.5 g/dL貯血式自己血採血はヘモグロビン値がおよそ11 g/dL以上を目安とし、9.5 g/dLでは貧血が進むため対象になりません。
解説
正解は⑸です。貯血式自己血輸血では、採血によって貧血が進むことを避ける必要があるため、ヘモグロビン値がおよそ11 g/dL以上であることが目安とされます。9.5 g/dLはこれを下回るので採血の対象になりません。年齢や体重による一律の制限は設けられておらず、状態をみて判断します。妊婦でも産科出血に備えて実施され、輸血するのは本人の血液なので、感染症の検査が陽性であっても実施できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成