ABO 血液型で正しいのはどれか。
ABO 血液型で正しいのはどれか。
- ⑴ 抗原は糖蛋白である。ABO抗原の本体は糖脂質や糖蛋白に結合した糖鎖です。糖蛋白そのものが抗原であるという記述は正確ではありません。
- ⑵ Landsteiner の法則に従わない。ABO血液型は、自分がもたない抗原に対する規則抗体をもつというランドシュタイナーの法則に従います。
- ⑶ 遺伝子は第9 染色体上に存在する。ABO血液型を決める遺伝子は第9染色体の長腕に存在します。記述として正しい内容です。
- ⑷ 日本人の約20%が抗A 陽性である。抗Aをもつのは血液型がO型とB型の人で、日本人ではおよそ5割にあたります。約20%という記述は当てはまりません。
- ⑸ 赤血球1 個当たりの抗原量は出生時に最も多い。赤血球1個当たりの抗原量は出生時には少なく、2〜4歳ごろに成人と同じ程度に達します。出生時に最も多くはなりません。
解説
正解は⑶です。ABO血液型を決める遺伝子は第9染色体の長腕に存在し、A、B、Oの3つの対立遺伝子が組み合わさって型が決まります。抗原の本体は糖鎖であり、糖蛋白そのものではありません。自分がもたない抗原に対する規則抗体をもつというランドシュタイナーの法則に従い、赤血球1個当たりの抗原量は出生時には少なく、2〜4歳ごろに成人と同じ程度になります。抗Aをもつのはおよそ5割です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成