日本人の新生児血小板減少症の原因で最も多いものはどれか。
日本人の新生児血小板減少症の原因で最も多いものはどれか。
- ⑴ 抗HPA-1a 抗体抗HPA-1a抗体は欧米で最も多い原因ですが、日本人ではHPA-1aをもたない人がまれなため頻度は高くありません。
- ⑵ 抗HPA-2b 抗体抗HPA-2b抗体が新生児同種免疫性血小板減少症の原因になることはまれです。
- ⑶ 抗HPA-3a 抗体抗HPA-3a抗体も原因となることはありますが、日本人で最も多いものではありません。
- ⑷ 抗HPA-4b 抗体日本人ではHPA-4bをもたない人の割合が高いため、抗HPA-4b抗体が新生児同種免疫性血小板減少症の原因として最も多くなります。
- ⑸ 抗HPA-5b 抗体抗HPA-5b抗体も原因となることはありますが、日本人で最も頻度が高いものではありません。
解説
正解は⑷です。新生児同種免疫性血小板減少症は、母親がもたない血小板抗原を胎児が父親から受け継いだ場合に、母親に生じた抗体が胎盤を通って胎児の血小板を破壊することで起こります。日本人ではHPA-4bに対する抗体が原因として最も多く、これは日本人でHPA-4bをもたない人の割合が高いことによります。欧米で最も多いのは抗HPA-1a抗体であり、人種による違いがある点が特徴です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成