Serratia marcescens が陰性を示すのはどれか。
Serratia marcescens が陰性を示すのはどれか。
- ⑴ VP 反応セラチア・マルセセンスはVP反応が陽性です。ブドウ糖からアセトインを産生する性質を示します。
- ⑵ IPA 反応IPA反応が陽性となるのはプロテウス属などで、セラチア・マルセセンスは陰性を示します。
- ⑶ DNase 試験セラチア・マルセセンスはデオキシリボヌクレアーゼを産生するため、この試験は陽性になります。
- ⑷ 運動性テストセラチア・マルセセンスは周毛性の鞭毛をもち運動性を示すため、運動性テストは陽性です。
- ⑸ リジン脱炭酸試験セラチア・マルセセンスはリジン脱炭酸試験が陽性です。この性状も鑑別に用いられます。
解説
正解は⑵です。IPA反応はトリプトファンを脱アミノしてインドールピルビン酸を生じる性質をみる試験で、陽性となるのはプロテウス属、モルガネラ属、プロビデンシア属です。セラチア・マルセセンスはこの反応が陰性になります。一方、この菌はVP反応、デオキシリボヌクレアーゼ試験、運動性テスト、リジン脱炭酸試験がいずれも陽性で、これらの性状の組合せが他の腸内細菌との鑑別に用いられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成