病理解剖で正しいのはどれか。
病理解剖で正しいのはどれか。
- ⑴ 手術室で行う。病理解剖は手術室ではなく病院の解剖室で行います。手術室は生きている患者の手術を行う場所です。
- ⑵ 疾患の治療効果を判定する。病理解剖は生前の診断の妥当性、治療の効果、直接の死因を明らかにすることを目的として行われます。
- ⑶ 遺族の承諾を得る必要はない。病理解剖の実施には遺族の承諾が必要です。承諾なしに行うことはできません。
- ⑷ 医師であれば誰でも行うことができる。病理解剖は死体解剖資格の認定を受けた医師などが行います。医師であれば誰でもよいわけではありません。
- ⑸ 犯罪との関係が疑われる死体を対象とする。犯罪との関連が疑われる死体を対象とするのは司法解剖です。病理解剖とは目的も根拠となる制度も異なります。
解説
正解は⑵です。病理解剖は病死した患者について、生前の診断が正しかったか、治療がどの程度効いていたか、直接の死因は何かを明らかにする目的で行われます。実施には遺族の承諾が必要で、死体解剖保存法に基づき死体解剖資格の認定を受けた医師などが、病院の解剖室で行います。犯罪との関連が疑われる死体を対象とするのは司法解剖であり、病理解剖とは目的も根拠となる制度も異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成