キシレンの性質で誤っているのはどれか。
キシレンの性質で誤っているのはどれか。
- ⑴ 引火性キシレンは引火点が低く燃えやすい有機溶媒です。記述は正しいため、誤りを問う本問の正答にはなりません。
- ⑵ 水溶性キシレンは脂溶性が高く水にはほとんど溶けません。水溶性という記述は誤りであり、これが正答になります。
- ⑶ 生殖毒性キシレンは生殖毒性が指摘されている物質で、取り扱いに注意が必要です。記述は正しく、正答ではありません。
- ⑷ 皮膚刺激性キシレンは皮膚に触れると脱脂して刺激を与えます。記述は正しいため正答ではありません。
- ⑸ 呼吸器有毒性キシレンの蒸気を吸入すると頭痛やめまいなどを起こします。記述は正しく、誤りを問う本問の正答ではありません。
解説
正解は⑵です。キシレンは芳香族の有機溶媒で、脂溶性が高く水にはほとんど溶けません。水溶性という記述は誤りです。病理検査ではパラフィンを溶かす性質を利用して脱パラフィンや透徹に用いますが、引火しやすく、皮膚や粘膜を刺激し、蒸気を吸うと頭痛やめまいを起こします。生殖毒性も指摘されているため、必ず局所排気装置のある場所で扱い、保護具を着用する必要があります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-07.html)を加工して作成